2011年7月24日日曜日

口笛とハープ その2

今日は赤穂で、先週の姫路でやった演奏会とほぼ同じ内容のコンサート。
同じアルルの女のメヌエットを、演奏しました。
今日の口笛奏者は、竹中雄大君。明るくて元気な高校1年生。そして、コンクールで優勝した時はまだ中学生だったとか。男の子だけあって、なかなか力強い堂々とした演奏でした。当たり前の話ですが、口笛も演奏する人によって、それぞれの個性が出るのですね。

被災者支援コンサート終わりました。

昨日は、たくさんの方にご来場頂きました。栄光教会がほぼ満席でした。
阪神大震災で全壊する以前の栄光教会には、友人の結婚式に出席したので知っていますが、
新しくなってからは、今回がはじめてです。
正面に大きな舞台があり、音響もとてもよかったです。

プログラムの内容も、皆さんが一度は聴いたことのあるものが多かったのではないでしょうか。
ソロあり、アンサンブルあり、盛りだくさんでした。意外な曲が讃美歌として歌われていたり、新井満さんが啄木の作品を集めて歌曲にしたり、と興味深いものだったと思います。

コンサートには、女川にお住まいで被災され、兵庫県に避難してこられた方を招待されていました。コンサート終了後の打ち上げにも来られて、女川では20メートルの津波があったこと、山の中腹に建っている家も一階が津波の被害にあわれたこと、ご夫婦別々の場所で被災されたため、3日間連絡が取れなかったことなどの体験談をお聞きしました。復興にどれだけの時間とお金が必要なのでしょうか。出来る範囲で出来る支援をしていかなくては、と思いました。

2011年7月18日月曜日

口笛とハープ

今日は、姫路交響楽団さんのサマーコンサート。
アルルの女のメヌエット、いつもはフルートとですが、今日は初めて口笛と共演!!
口笛奏者(こんな呼び方で良いのでしょうか)は、国際口笛大会女性部門第一位の中田成美さん。
セーラー服の似合う清楚な高校3年生のお嬢さんです。

GPで一度通しただけで本番。これって、結構冒険かも。本番直前に、よろしくね、がんばって、・・・・など軽くおしゃべり。本番は、もちろんばっちり!!「好きに吹いてね、ついていくから」と言った通り、のびのび、素敵な演奏でした。オケの鳴らない、口笛とハープだけの所は、まるで、天から聞こえてくるような錯覚に陥るくらい、清らかな音でした。

そんな彼女と来週の赤穂公演も一緒かと思いきや、来週はまた別の方に、とわかり終演後、お別れのあいさつ。一期一会の出会いだったかも知れませんが、とてもいい思い出になりました。

帰り道。姫路から西宮まで、高速で一時間余り。手で触れそうなくらい大きなお月さまを前方に見ながら、さわやかな感動にひたりながら、充実感でいっぱいでした。中田成美さん、これからもますますのご活躍をお祈りしてます。おつかれさまでした!!

2011年7月5日火曜日

響きが祈りに

響きが祈りに、今回の定期演奏会のタイトルでした。

神戸フィルの本番の朝。GPの前に千足さんから、
「県内に東北から非難してこられた方々を招待しています。いつも以上に心をこめて演奏を」
というお言葉。プログラムには載せていない、チャイコフスキーにの祈りを冒頭に演奏。一日も早い復興を願うばかりです。

神戸フィルは同じ大学の先輩方がたくさんいらっしゃるし、久々にお会いするので、練習から本番まで3日間ちょっと懐かしく、楽しく過ごさせていただきました。